こんばんは。
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です^^



今日は前回の続き、
犬連れのイベント参加の時に
飼い主さんが意識しておきたいこと
について書いてみたいと思います。


前回のブログはコチラ
https://goo.gl/4TnF9T





私、 イベントって
結構好きなんですが、
そういう場でよく目にするのが
その場の状況にいっぱいいっぱいに
なってしまっている犬たち です。

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イベントだけじゃなくて、
犬連れOKの観光地とかホテルとか。
ドッグラン、 ドッグカフェなんかでも。



飼い主さんと一緒に
楽しく過ごしているというより、
「 ちょっとここから離れて
気分転換したいよね? 」って
つい言いたくなっちゃうくらい。



そういう不安シグナル
出している子って結構います。



そして一番悲しいのは、 
飼い主さんがそのシグナルに
いち早く気づくことが出来なくて
結果として犬に過剰な反応を
させてしまっていることです。



その場の状況が苦しくて、 吠える。
逃げたくて、 吠える。
いっぱいいっぱいになっちゃって・・・
気づけてもらえないから、
徐々に興奮が高まって威嚇する。



逆に、 楽しすぎるが故に、
周りの刺激 ( 人や犬、 音など ) から
“ 興奮 ” が連鎖してしまい、

自分でそれを抑えられずに
いっぱいいっぱいになって・・・
吠えや興奮に繋がるケースもあります。



そういう犬の行動が出て初めて、
自分の犬に目をやって。
悲しいかな・・・

「 ダメ!」
「 いけない!」
「 NO!」
などと怒ったりしてしまう。



それがまた犬の興奮を助長してしまうのに・・・ 



一連の犬のシグナルに
飼い主さんが気づけていれば、
興奮の前に他の場所へ移動するとか
怖い対象の間に入って守るとか
何かしらのフォローが出来たはず。

“ 理不尽な怒られ方 ” なんて
されずに済むはずなんですよね。


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怖いも、 楽しいも、
あまりに度を越してしまうと
“ 不必要な興奮の起爆剤 ” ? として
犬が落ち着けない原因にもなり得ます。



イベントや外出先などでは
犬がいっぱいいっぱいに
なってしまいそうな要素はないか
周りを見渡して見るのも、 オススメ。



犬の困った行動には
必ず原因がありますが、
“ 犬を取り巻く環境 ” 
もそれを左右する大事な要素。
しっかり、 見ててあげて欲しいんです。





知らない場所、 犬、 人。
声を上げて走り回る子供。
大きな音、 何かの気配。

私たちからすると
当たり前に存在するものや
例え楽しい対象であっても、

犬にとってはドキドキしちゃったり、
その場からちょっと離れたい・・・
って不安になっているかもしれません。





「 え。 そんな犬に気使ってたら
いつまでたっても社会化出来ないんじゃない?」

「 慣れさせるのも大事でしょ? 」





もちろんそれは大事。

でも、
最適な犬の社会化の在り方
その犬自身がフラットな心の状態で
落ち着いて受け入れられる状況
でないといけません。



人間よがりな社会化になって
犬がキャパオーバーしてしまったり。
社会化してたのに ( ! )
必要以上に神経質になってしまったり。



“ 社会化してるつもり ” 感に
なってしまわないためにも
犬が落ち着けるような環境作り
を常に意識しておきたいなって思います。





次回は先日のイベントで目にした
とある飼い主さん
( その飼い主さんごめんなさい・・・ ) 
と犬の行動について実例をあげながら
私たちが犬にしてあげられること
〜 環境を整える編 〜
をお届けしたいと思います!



・・・その他のシリーズは何だろう?笑

こんな時はどうすれば?
など質問頂ければそれを記事にします♪



今日もお読み頂いて
ありがとうございました^^





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