愛犬が徐々に落ち着いてきた!という
飼い主さんに共通していることの一つが
“ 愛犬を取り巻く環境 ” の方に
より目を向けるようになったということ。



これは
愛犬の困った行動を軽減していく
トレーニングを進めていく中で、 
愛犬がどのような環境に
置かれているのか?

同時に着目していくというもの。
( こっちの方がかなり大事ですー! ) 



例えば、
他の犬に対して吠える
という犬がいるとすると

・どんな相手犬に対して ( 犬種?大きさ?初見の犬? ) 
・どれ位の距離感で
・どんな状況 ( お散歩の場所など )
・どれ位の程度で吠えるのか etc

によっても
対応は変わってきます。



なぜかというと、
それぞれの犬ごとに
置かれた環境が違うから。



10組の飼い主さんが
“ 他の犬に吠える ” という
同じ悩みを抱えていたとしても、
どういう状況でどの程度の
反応や行動を見せるのか?

は個々の犬で全然違ってきます。

































犬の行動と同時に
環境も見ていくようにすると、
“ こういう状況なら吠えない ”
( 落ち着いてやり過ごすことが出来る ) 
という素晴らしい愛犬の行動も
見つけていくことが出来ます… ♪



それは相手犬との距離
関係していたかもしれないし、
お散歩道を変えたのが
良かったのかもしれない。



そういう犬の行動の違いに
気付けることがとっても大事で、
この積み重ねが “ 吠えずに居られる ”
という落ち着く習慣にも繋がっていきます。





“ 他の犬を見ても吠えない ”
状態に導いていくためにも、
気持ちの変化を先読みして
より緊張感の少ない状態の中で
無理のないトレーニングを提供していく。



他の犬に吠えてしまうなら
遠くからチラッと見る、
「行こう」と声を掛けて
犬自身が何事もなかったように
通り過ぎる・・・も大きな第一歩。



落ち着いた状態であれば
飼い主さんのかけ声にも
耳を傾ける余裕が出来ますよね。





困った行動 ( 人にとって望まない行動 ) 
が起こった時にだけ
愛犬に注目していませんか?



犬の行動は
何を原因に起こるのか???

例え困った行動であっても、
原因は “ 犬を取り巻く環境 ” 
に必ず潜んでます。



皆さんもぜひ、
環境の方に目を向けてみてください。
そして落ち着いて居られる経験を
積み重ねてあげてくださいね。



少しでもヒントになれば幸いです♪