こんばんは。
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です。



今日は朝から強風と雨!
かと思いきや、
急に陽が差し込んできて・・・

出張レッスンも
お休みにしたのに、
結局快晴になりました^^;



午前中に
犬のおやつの仕込み
を終えて、
午後はカフェで一休み。

ご近所の roof  さん
に行ってきました^^

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オリジナルブレンドの国産小麦、

天然酵母を使用したワッフル♡
こちらは 『 バナナとチョコレート 』 です。
 
材料は全部生地に練りこまれてて、
手で食べられるワッフル。
チョコが良い感じに溶けて、
非常に美味でした!



こうやってゆっくり、
カフェでまったりするのが
私の至福の時・・・♪



テラスは犬もOK
とのことなので、
今度はきなこと一緒に
ランチに来ようと思います。





さてさて。
今日も前回ブログの続き
http://the-dog-space.com/dogsmind/5003/



犬の困った行動
習慣化させてしまう
材料の3つ目!

『 キャパに不釣り合いな経験 』
についてお話していきます。



犬のトレーニングではよく、
“ 苦手なものに
少しずつ慣れさせましょう ”
ということが言われます。



犬の困った行動の裏には、
犬にとって苦手なもの
もしくは好きすぎるが故に
過度な興奮が入ってしまうもの
の存在が大きく関係し、

それらがふと
犬の前に現れた時に
感情が大きく動かされて、
とっさに行動を起こします。



この感情の浮き沈みや
とっさの行動を
減らしていくために、

“ 刺激に対して
徐々に慣れさせましょう ” 
というトレーニングが行われるんです。



系統的脱感作 
などとも呼ばれたりします。
( 気になる方は
ググッてみてください^^ )



過度な反応が
出てしまわない程度
その刺激にさらしていき、
段階を踏んでそのレベルを
上げていきながら
慣らしていくというもので、

“ あ、 大丈夫かも ” 
の経験を一つずつ、
犬の許容範囲内で
積ませてあげる方法ですね。

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ここでポイントとなるのが
“ 大丈夫かも ” の判断を
飼い主さんが決めつけない
ということです。



私たちはついつい、
『 早く慣れて欲しい 』 
などと言って
犬に多くのことを
求めてしまいがちで、

時にその期待感は
不必要な飼い主の圧となり、
犬たちを緊張させます。



たとえ克服出来るレベル
の状況だったとしても、
その緊張感が勝ってしまうと
克服出来るどころか、
逆に嫌なイメージとして
残ってしまうことがあるのです。





これを無くすためにまず
『 慣れさせなきゃ!』 
という考え方は捨てて、


落ち着いてもらうには
何をしてあげられるか?


という意識に
変えてみてください^^



“ 慣れる ” という感覚は
犬がいかに落ち着いて
その場の状況判断が出来るか?
という部分が大前提・・・



無理に慣れさせるような
状況に犬を連れて行ったり、
おやつを使って近づけさせる
といった不自然な状況作りは、
かえって犬を混乱させます。



“ 人がどう働きかけるか?
に着目するのではなくて、
犬がどう感じているか? ”



それを汲み取るように
してあげることで、
犬はより安心して経験を
積むことが出来るんですね。





では、
犬が落ち着いて
居られるようにするには
どんなことに気をつければ
良いのでしょうか???



まずはその刺激に
触れ合わない程度の距離感
から経験させていくことです。



距離感というと
“ 反応してしまう対象
との間にある物理的な距離 ”
をイメージされるかもしれませんが、



そうではなくて、
その対象のニオイを感じたり
たとえ見えなくても雰囲気で
感じることが出来たり・・・
感覚値での距離感
というものからスタートします。



特に怖がりな犬や、
些細な刺激でも
反応しやすい犬は
とっさの反応
が出やすくなるので、

例え相手が見えなくとも
興奮のスイッチが入ったり、
ソワソワするような素振りを
見せたりするものです。



ハッ!と反応はするけれど、
うまく切り替えられるレベル



それくらいの状況を、
数多く経験させていくことで
犬が自ら考え、 納得し、
『 大丈夫だ 』 と
腑に落としていくことが出来ます。





今回のことをまとめると・・・

➀ 苦手なものを回避し

➁ 平常心で居る感覚を与え

➂ 徐々に刺激との間の
物理的な距離感を縮めていく

という流れで!
ぜひ、 犬の気持ちに
寄り添ってみてください。



決して、
『 愛犬のキャパに
不釣り合いな経験 』
をさせてしまわないように・・・
ご注意あれ!です^^





犬の困った行動
習慣化させてしまう材料。

・飼い主さんの対応
・困った行動の捉え方
・キャパに不釣り合いな経験

3つご紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか?^^



いきなり全てを意識する!
のは難しいと思うので、
まずは肩の力を抜いて ♪
犬の状態を観察するところから
始めてみてください。



落ち着いて過ごせて
いるんだろうか・・・?



そんな感覚で見てみると、
ヒントが得られるかもしれませんよ^^





『 うちの子の今状態を
プロの目で見て欲しい・・・ 』
そんなあなたはぜひ、
カウンセリングも受付中です。

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