こんにちは。
the dog SPACE , の馬場はる香です^^



今朝も私が台所に立つと、
きなこが目を輝かせて近寄ってきました。
両前足を私の身体に立てかけて、
キラキラした期待の表情で見つめてくるのです。
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こんな光景は私が手作りごはんを始めていなければ、
見ることが出来なかったものだなあ〜と思います。
もともとドライフードをお皿にカラカラ入れる音で、
“ フンッ ” と鼻を鳴らして逃げていたのですから・・・笑





今でこそいわゆる食欲旺盛な犬に育ったきなこですが、
我が家に来た頃は本当に食べてくれない犬でした。


と同時に下痢と嘔吐を繰り返し、
見るからに “ 不健康そうな ” 状態だったと思います。





後に細菌性の病気を抱えていることが判明し、
小さな身体に虫下しの薬を何とか飲ませながら、
試行錯誤でドライフードも食べさせる・・・そんな日々が続きました。



「この子はちゃんと成長出来るのだろうか?」

不安な気持ちでいっぱいの毎日でした。



薬が手放せない状態でしたし、
飲み忘れると辛そうにトイレを行ったり来たり。

かと思えば嘔吐・・・

今改めて考えてみると、
食事の質も決して良いものではなかったかもしれません。





結局、 長期間の薬の投与で病原体はいなくなり、
下痢や嘔吐といった症状からも開放されました。



「また、 下痢かな? 吐くかな?」

そんな不安は無くなり、 
一見 “ 健康体 ” に戻ったように思えました。



しかし。



その身体には毛艶はなく、 触ってみるとパサパサ。
耳垢も酷く、 体臭も気になる・・・



「 症状は改善したけど、 これって良いのかなぁ? 」
「 犬って、 これが普通なの?」


また別の不安に駆られることになったのです。





そこから私の勉強は始まりました。


「 獣医さんに通う以外で、 自分自身できなこの為に出来ることを 」

そんな気持ちで色々な本を読み、 資格を取り、 情報を仕入れました。
食事のセミナーにも積極的に参加しました。



そんな中で、 私はショッキングな情報にもたくさん出会うことになりました。



市販されているペットフードへの批判。
みなさんも何かしらで耳にしたことはあるでしょうか?


“ 4Dミート ” と呼ばれるものを。

Dead    死亡した
Diseased   病気の
Dying     死にかけている
Disabled  障害のある



“ 人の食用には到底回すことが出来ないような ” 家畜の肉が、
私たちの愛犬が口にするかもしれないペットフードに含まれているというのです。



これらは原材料のコストを抑えるため、
くちばしや羽、 脚といったいわゆる “ 副産物 ”
と言われるものまで混ぜ込まれていたりする・・・


更には保存期限を伸ばすための酸化防止剤や保存料。
飼い主の注目を引くような色とりどりの合成着色料。



ギュッと一粒にまとめられたあのペットフードに、
そんなものが当たり前のように混ざりこんでいるというのです。



「 犬にとって必要ないものが、 バンバン使われているなんて!」



事実は定かではありませんが、
これらのような噂があちこちで聞かれるようになると
一消費者としてとても不安になってしまいました。



もちろん!
犬の健康を心から気遣い、 安心安全な食材で
ペットフードを製造されているメーカーさんもたくさんあります。



一概に 「 ペットフードは身体に良くない!」 と批判するのではなくて、


“ 飼い主がきちんとした知識を持って、 自分自身で納得のいくものを選択する ”

ことが大切になってくるのではないかと思っています。







「 それなら自分できなこのごはんを作ろう!」

もともと料理を作ることは好きでしたし、 
何より、 不安なものは出来るだけ取り除きたい・・・
そんな思いから私の “ 犬ごはん作り ” はスタートしたのです。



次回に続く・・・



本日の記事は以上です。



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ドッグトレーナー
ホリスティックケア・カウンセラー
馬場 はる香