こんにちは^^
the dog SPACE , の馬場はる香です。



前回のブログでは、 犬の行動について

「 これちょっと気になるんだけど・・・」 という時に、



“ 犬の気持ちを尊重した軌道修正を行うこと ” 
“ その行動を起こさなくても良い状態に持っていってあげること ”  



が大切であるとお伝えしました。

http://the-dog-space.com/dogsmind/1223/



私たちが “ 問題行動 ” と捉えがちな犬の行動は
何らかの感情によって起こるものがほとんどで、


恐怖
痛み
不安
快楽 ( すぎて自己抑制が出来ない )
焦り
怒り
悲しみ

など、 私たち人間と全く同じように
その気持ちの浮き沈みによって行動を起こします。



あまりにも恐ろしい体験をした時に → “ 叫ぶ、 抵抗する ”

会いたくてたまらなかった人に会えた時に → “ 興奮が抑えられない ” 

 やりたいことを邪魔された時に → “ 怒る ”




そんなごく当たり前にしている行動や言動。
これが犬となると

一喝され、 その気持ちは尊重されないまま・・・

な状態が多いように感じます。
完全に、 人間都合の生き方を強いられているわけです。



少し犬目線で考えてみましょう。



◯ 怖いのであれば、 怖がらなくても良い状態を

◯ 興奮しやすいのであれば、 興奮しなくても良い環境作りを

◯ 孤独感を感じているのであれば、
 少しだけでも一緒にいる時間を増やす




愛犬が起こす行動のパターンをしっかりと観察し、
“ 出来るだけ落ち着いて過ごせる ” 身体の状態を作ってあげて下さい。

犬だって、 気持ちがあるんです。 
分かってもらいたいんです。
ただ、それだけを望んでいるのかもしれません。









ただ・・・










習慣化されてしまった行動を変えるには
結構な時間がかかる場合が多いです。



今まで当たり前に吠えてしまっていたその心の状態を、
一瞬で直せるトレーニング方法はオススメ出来ません。





例えばあなたが、 虫が怖くて逃げ叫んでしまうのに、
「 大丈夫だから!」 と、 一瞬で克服させられるなんて無理ですよね?



更なるトラウマを生む可能性もありますし、
不信感さえ抱いてしまうかもしれません。



“ 受け入れられる範囲で、 犬が自ら克服出来る ” ことが重要なんですね。



“ 吠えなくても良い心の状態 ” に持っていくために

時間をかけて、ストレスなく導いていく方法

をレッスンではお伝えしています^^

“ 吠えていること ” がダメだと叱るのではなくて、
“ 吠えていない状態 ” をどんどん引き出していく方法です。



とっても地道、 でも。
犬と会話が出来るようになる 
トレーニング方法です。
興味がある方は、 ぜひお問い合わせ下さいね^^

http://the-dog-space.com/contact/



次回は今回のテーマ、

人間側の 「 してあげる」 より、 犬側の “ して欲しい ”

を考えてみたいと思います。
本日の記事は以上です。



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