こんにちは。
犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE , ドッグトレーナーの馬場はる香です。
朝の出張レッスンを終えて、 カフェでブランチ中です。
この時間が至福の時〜^^
夕方のレッスンまでここに居座って(笑)
犬のあれこれ調べ物をする予定です。
これまた、至福の時〜♪
さてさて。みなさん、
愛犬の食べているフードの原材料表記は確認していただけましたか???
“ 可愛い愛犬のその身体は、 愛犬が食べているもので出来ている ”
初めて聞いた時に、 はっ!と我に返った言葉です。
全くその通りですよね。
原材料表記を読み込むこと、
それによって食べさせるか否かを判断すること、
その大切さを今一度考えていただけると良いかなと思います。
それでは前回例にあげた某ドライフードの原材料表記を、
引き続き見ていきましょう!
【原材料】
穀類(とうもろこし、菓子粉、コーングルテンミール、米ぬか、等)、
豆類(おから、脱脂大豆)、肉類(チキンミール)、油脂類(動物性油脂)、
糖類(フラクトオリゴ糖)、シャンピニオン、カゼイン・ホスホ・ペプチド、
ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、
ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、
アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
※合成着色料は使用しておりません。
気になる部分として、
“ 穀類 ” が一番多く原材料として使われていること
( 表記の一番初めに書かれています )
“ ミール ” や 得体のしれない “ 動物性油脂 ” が含まれていること
について触れました。
ミールは人が食べない部位 ( 羽、 くちばし、 頭、 骨、 内蔵系など )でしたね。
人間の食用に屠殺され、新鮮な赤み部分の肉をそぎ取り、
その残りとして出た “ 産業廃棄物 ” 的な部分・・・
内臓系も ビタミン、 ミネラルが豊富で愛犬に是非与えたい部位なのですが、
ペット用に出回る副産物としてのレベルでは鮮度が悪く、
決して我々が口にするようなものではない事が多いようです。
その他に気になる部分として、
どんなものがあげられるでしょうか?
これも既述している部分ですが “ 等 ” と省略されていること。
みなさんもペットフードコーナーで見てみて下さい。
意外と多いんです、この記載。
特に、 ありえない位の低価格で販売されているフードの場合、
一番に経費削減されるのは原材料の部分。
人間の食品のように品質管理される事は稀であると考えられるため、
100%正確な原材料表記は難しくなってくることもあるんですね。
曖昧に管理され、 その結果、 曖昧に原材料表記をされる・・・
そんなフードは是非控えてあげて下さいね!
他にも・・・
【とうもろこし】
良質なとうもろこしが程よく配合されていればまだ良いのですが、
これらが主原料になっている場合がほとんどです。
( 肉食寄りの犬の食性からは “ 的外れ ” です!)
理由としては肉よりも安いから、
品質的にも利用価値のないものがペット用に回されます。
【菓子粉】
これまた曖昧な既述です。
“ 菓子粉 ” といっても米粉、小麦粉などの表記は出来るはず。
何を持ってこの表記なのかが謎だらけです。
もしかしたら、 人間用に使用したものの余った部分・・・
なのかもしれません。
【米ぬか】
米を精白した際に残る部分。( 果皮、 種皮 )
【脱脂大豆】
大豆から大豆油を抽出した残りの部分。
これを見ていくと思うこと、 ありませんか???
原材料のほとんどが “ 人間の残り物 ( カス ) ” なんです。
原材料表記のからくりを知らなければ、
チキンも入っているし ( しかし実は “ ミール ” )
皮膚被毛に欠かせない油分も入っているし ( しかし実は得体のしれない “ 動物性油脂 ” )
酸化防止剤は天然のものだし ( ローズマリー抽出物など )
と、 ある意味強引に作られた “ 全く栄養価の無い ” フードを
安さゆえに選んでしまうことに繋がる可能性があるのです。
犬の身体はそれが如実に反映されます。
皮膚被毛の状態
体臭
涙やけ、 目やに、 目の輝き
口臭の有無
耳垢の状態、 匂い
爪の状態
内臓器系の数値
代謝 ( 疲れやすい、 バテやすい等 )
若ければまだ代謝も良く、 自己免疫の部分でも対処は出来ますが、
年齢を重ねるごとにその “ ツケ ” は必ず回ってきます。
“ 美味しそうに食べるから ”
“ 今はまだ何の症状も無いし、 元気だから ”
そんな理由だけでドライフードを判断することは非常に危険・・・
人間と一緒で、 犬にも生活習慣病は発生します。
食事だけが全てではありませんが、
“ 食べたものから身体が作られる ” という事実を考えた時に、
それは大いに影響してくるということは否めません。
“ 未病のうちからケアをすること ”
それが本当の意味で “ 健康に長生き ” させてやる秘訣ではないでしょうか?
犬の食事、 もう一度その質を見直してみて下さいね^^
本日の記事は以上です。
次回からは新しい項目に移っていきます。
今回の内容で分からない点などあればご相談下さいね。
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