こんにちは。
愛犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE , ドッグトレーナーの馬場はる香です。
引き続き “ 犬の社会化 ” について書いていきたいと思います。
関連記事は下記より*
■お散歩はしなくても良いって?
http://the-dog-space.com/dogsmind/495/
■大事です、犬の社会化。
http://the-dog-space.com/dogpaper/508/
生後約1ヶ月〜3ヶ月までと言われている “ 社会化期 ” 。
さまざまな人、動物
さまざまなもの
さまざまな場所
に慣らしていくことがとても大切だと言われています。
今後、愛犬が出会うと想定できるものを出来る限り・・・です。
私達人間にとって当たり前にあるものが、
犬にとって “ 恐怖の対象 ” になる可能性は大いにあります。
特にこの日本・・・都市部は特に人、ものの密度が高く、
さらにはペット大国とも言われ、飼われている犬の数も多い。
家族や知り合いのみならず
近隣地域はもちろん、犬が出掛けるであろう全てのものを
“ 社会化 ” の対象にしなければいけませんね。
家族や知り合いにはいない、性別の人
赤ちゃん
ヒゲを生やした人
髪が長い人
坊主の人
メガネを掛けた人
帽子を被った人
ベビーカーを押している人
杖をついている人
手押し車を押しているお年寄り
声を上げて走る子供たち
大きな荷物を持って歩く人
台車をガタガタ音を立てて走る運送業者の人
車
自転車
バイク
電車
車いす
スケボー
↑ どれも動いている時、止まっている時それぞれ
車通りの多い大道路
踏切り
人のたくさん集まるところ
他の犬がたくさん集まるところ
他の家庭環境の音が聞こえる、住宅街
ピンポンの音
電話の音
雷
花火
こんなに多く!!!!!?
そう思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
逆にこれでは足りず、まだまだたくさん挙げられるものはあります。
そうですよね?
10数年 前後生きる犬にとって、
人間社会で暮らしていれば、 これ以上のことは経験するはずです、
し、 経験させることで
“ 物怖じせず、精神的にも安定した ”
犬生を過ごせます。
子犬を迎えたら、真っ先に行うこと。
なるべく早く外に釣れ出し、
上記のような様々な環境を見せて、
体験させて、確認させましょう。
「 お散歩デビューは、ワクチンが終わってからにして下さい」
獣医からそう言われることも少なくありません。
これは子犬の身体に十分な抗体が出来ておらず、
様々な伝染病から身体を守るための “ 獣医師側 ” の見解です。
もしこの忠告を忠実に守り、
家の中で、
家族とだけ過ごし、
外の空気を一切吸わず、
外界の人やものに一切関わらずに
“ 社会化期 ” を過ごさせた場合・・・
将来、様々な場面で 扱いにくい犬 になってしまうことが予想されます。
怖がりな性格や、それ故に起こる問題行動が代表的なものです。
( 吠える、噛む、極端に怯える etc =犬自身のストレスにも)
※問題行動 と言いますが、
“ 適正な社会化をさせなかった人間側の責任 ” です。
その行動 ( 吠える、噛む etc) 自体は、ごく自然な犬の反射行動ですからね^^
なので、一概に “ 問題行動 ” と騒ぎ立てるのは、
その犬にしてみたら迷惑な話なわけです。
( だって、そっちが教えてくれなかったんでしょ!ってなりますよね )
少し話がそれてしまいました・・・笑
もしワクチンが未接種で心配なのであれば・・・
バッグに入れても 良いですし、
抱っこして歩くだけ でも十分な社会化をさせることが出来ます。
家に知り合いを招いて、子犬に触れてもらうのも良いでしょう。
家の中で首輪やリードをつけてお散歩の練習、
ブラッシングや歯磨き( 口周りに触れる練習 ) 、身体全体に触れさせる練習・・・
とにかく出来る限り、多くの経験をさせて下さいね。
“ 子犬の社会化 ”
この短い期間を大いに活用し、
犬も飼い主も負担の少ないドッグライフを過ごしたいものです。
長くなったので、次回に続きます。
本日の記事は以上です。
社会化真っ只中です!という飼い主さん。
もう社会化はとっくに過ぎたけど、社会化させたい!という飼い主さん。
まだまだ社会化不足です!
いやいやウチは社会化バッチリです!そんな飼い主さんも・・・
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馬場 はる香