こんばんは。
犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE , ドッグトレーナーの馬場はる香です。
今日は楽しみにしていたセミナーに参加してきました^^
犬の気質を考慮したブリーディング
犬のストレスケアを前提とした、 犬への接し方
をテーマに、あっという間の濃い7時間となりました!
『 可愛い 』 という理由だけで簡単に、
何の知識がなくても手に入れることが出来てしまう、
この日本のペット社会・・・
まだまだ浸透していないベースの部分を、
これから犬に関わる者として伝えていければと
改めて考えさせられるそんな内容でした。
やっぱりセミナーは良い!
もっともっと吸収していかなければ・・・
活力を注入出来ましたよ〜*
さてさて。
かなり間が空いてしまいましたが、
前回のブログの続きを書いていきたいと思います。
↓
http://the-dog-space.com/dogsmind/927/
犬を不快にさせてしまう要因として、
日頃ついつい行ってしまうものをピックアップしています。
その中で今日は・・・
ギュッと抱きしめる
顔を近づける
ベタベタと身体を触る
犬の目を見つめる
といった、犬に対するアプローチの例についてです。
皆さんも当たり前のように行っていることではないでしょうか?
実はこれらの行為も、 犬目線で考えた時に
犬の不快指数をUPさせてしまうものの一例です。
人間側が愛情表現のつもりで行っていることが、
犬世界ではタブーとされていることって結構存在します。
人間社会でも国や文化によって異なる解釈の仕方がありますね。
例えば、 日本ではごく当たり前に使っている “ ピースサイン ” も
国によっては侮辱の意味を持つ場合があります。
同じ種の中では良い解釈として “ 当たり前 ” に通ずる部分であっても、
それが全てにおいてまかり通るとは限りません。
あなたが海外に旅行に出たとしましょう。
その国では “ ピースサイン ” がタブーな行為だったとします。
それを事前に知っていたとしたら、 あなたはどう対応するでしょうか?
写真を撮る時の “ ピースサイン ” はやめておこう・・・
そう思うのではないかと思います。
“ 相手に不快感を与える可能性がある ” と分かっているのであれば、
それは避けるのが当たり前ですよね。
であれば犬たちに対しても同じではないでしょうか?
犬世界でタブーとされていること を理解し、
犬の気持ちを尊重することは犬と関わる上で大切なこと。
犬たちにももちろん感情が存在しますから、
こういった “ 犬目線の解釈 ” を理解することはとても重要なんですね。
それでは犬目線での解釈を見てみましょう。
ギュッと抱きしめる
顔を近づける
犬の目を見つめる
↓
抱きしめることで、 必然的にお互いの顔の距離が縮まります。
ジッと目線を合わせることや顔を近づける行為は
“ 威嚇 ” や“ 挑発 ” といった意味合いを持ち合わせます。
愛犬を抱きしめた時に顔を背けられたことはありませんか?
それは犬なりの “ あなたに対する礼儀 ” の可能性が大きく、
挑発させないように・・・という平和主義の犬ならではの行為です。
ベタベタと身体を触る
↓
マッサージやTタッチの意味合いで、
身体を撫でられるのが好きな犬も中にはいます。
しかし執拗に撫でられる行為は、
本来犬が求めるものではありません。
犬の反応を見ながら、 判断する必要があります。
いかがでしたでしょうか?
人間社会にも “ してはいけない暗黙のルール ” があるように、
犬社会にも同様のルールは存在するんですね。
動体視力に優れた犬たちだからこそ、
そのルールは人間社会よりもシビアなのかもしれません。
“ 犬世界のタブーを知る ” ことは犬語を知ることであり、
それは “ 愛犬の気持ちを尊重する” ことに繋がります。
それによってより良い信頼関係を築くことが出来るんですね。
“ この人は僕 ( 私 ) の気持ちを分かってくれた!”
それだけで犬たちは救われ、 飼い主を信頼するようになります。
正しい犬語は犬にも安心感を与えるんですね。
愛犬の気持ちになって考える・・・
みなさんも是非、 犬語を感じ取ってみて下さいね*
本日の記事は以上です。
愛犬の生活の質をUPさせましょう!
賛同していただける方は、ポチッとお願いいたします*
日本ブログ村に参加しています。
↓
犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE ,
– 横浜市, 川崎市 , 東京都内 , 埼玉方面
ドッグトレーナー
ホリスティックケア・カウンセラー
馬場 はる香