こんにちは^^
みなさん、 台風は大丈夫でしたか???
私の地域はひどい暴風雨までにはならず、
きなこのお散歩も問題なく行くことが出来て一安心でした。
気圧の変化や気温、 湿度の変化・・・
これらは犬たちの心と身体に何らかの影響を与えることがあります。
人間でも低気圧が発生すると偏頭痛やむくみ、
肩こりやなど体調不良に悩まされる人もいますよね。
私は少しダルくなる程度 > <
些細な変化を敏感に感じ取ることが出来る犬たち。
人間以上にその影響を受けてしまうことも考えられます。
下痢
嘔吐
自傷行為 ( 前足やしっぽなど一部分を噛んだり舐める )
気分の浮き沈み
てんかんなどの持病症状の悪化
だるさ
関節炎 などなど
イライラしがちなこの時期には
何もせずゆっくりと休める時間も作ってあげて下さいね。
吠え
噛み付き
お散歩中の引っ張り
興奮性
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今の時期のような気候や天気による影響はもちろん、
何らかの刺激によって引き起こされる、 これらの犬の行動。
これらは 犬が犬として生きていく上でごく当たり前の行動 で、
その行動自体は何も “ 問題行動 ” ではないー
ということはいつも書いているのですが、
問題なのはこれらの行動を “ 我を忘れてし続けてしまう ” というところにあります。
目を見開いて、 口を大きく開けて舌もベロ〜ン!
興奮している状態の犬の表情です。
注:これは笑顔ではありません^^
“ し続ける ” ということはもう自分自身ではコントロールが出来ず、
精神的にも非常にストレスがかかっている状態。
誰かがストップをかけない限り、 その行動自体はどんどんエスカレートしてしまいます。
そうすると、 また次に同じようなシチュエーションが来た時に
すぐにスイッチが入りやすくなり、 その行動をさらに強めてしまう・・・
そんな悪循環を生んでしまうケースも少なくありません。
何かの “ 問題行動 ” を愛犬が見せた時に、
人はどうしても指示を出して、 その行動を止めさせようとしてしまいがちです。
他の犬に吠えてしまう犬に “ オスワリ ” や “ マテ ” をしてみたり、
お散歩中に引っ張ってしまう犬には “ ついて ” で横を歩かせてみたり。
「 吠えちゃダメでしょ、 オスワリ!!!!!」
「 引っ張らない!ツケ!!!!」
吠える、 引っ張るなどの行動が起きた時、
指示に従わせることで “ 問題行動 ” を引き出さないようにする。
どんな状況下でも人間の指示は絶対!という感覚を植え付ける。
少し力を加えて、 物理的にその行動をさせないようにするケースもあります。
そんな状況下の犬たちにとってみたら、
“ 今そんな状況じゃないんだけど! ”
なんですけれどもね。
犬の深層心理を紐解くことはとても大切です。
何でその行動が出ていて、 今その子が何を感じているのか・・・
それが出来ないまま犬の行動と向き合おうとすると、
犬がして欲しいこと と 人間側が犬に対して行うこと
に差異が生まれて、 信頼関係が崩れてしまうことだってあるのです。
感情が高ぶっている時に 「 ◯◯するな!!!!」 と気持ちを制限されるよりも、
「 どうしたの?大丈夫だからね 」 と言ってもらえる方が安心しませんか?
ダメ! の強制よりも、 気持ちを理解してくれる寄り添いの方が、
平常心で居ることが出来て、 更には落ち着くことが出来る気がしませんか?
問題行動 ” が出ているときこそ、 指示をしてはいけない のです^^
吠えることがダメなのではなくて。
引っ張ることがいけないことでもなくて。
それを “ し続ける ” ことをさせないようにするために、
犬の気持ちに寄り添って、 負担のないフォローをすること!
これが大切じゃないかな〜と思ってます^^
レッスンでもそんな方法をお伝えしています ♪
吠えるも引っ張るも、 犬自身労力を使うこと・・・
興奮の後の犬の表情にもそれは表れています。
であればなぜそうなっているのか?を理解し、
共感してあげるようにしましょう。
少しでも早く、 落ち着けるように。
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