こんばんは。
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です。



犬のトレーニングでも
頻繁に使われるおやつ。



食欲が強い犬であればあるほど
ご褒美としての意味合いが高く、
人間にとっては効率良く
何かを教えていくことが出来る
モチベーターの一つです。

* モチベーター
犬にやる気を起こさせるキッカケとなるもの





前回のブログ では
おやつを使ったトレーニングで
気をつけたいことをご紹介しましたが、
今日はもうちょっと具体例を交えて
書いてみたいと思います。



普段おやつを使って
『 犬の困った行動を改善しよう 』
としているあなたに、
少しでも響くことを祈って ( 笑



( 更新がだいぶ遅くなってしまって、
誠に申し訳ございません・・・!!!  )  




◯ 苦手なものを
 回避するトレーニング


犬のトレーニングに
おやつが使われるシーンで多いのが
“ 対象物からの回避 ” です。



ここでいう対象物は
その犬にとって苦手なもの
もしくは “ 飼い主にとって ” 
厄介な行動を起こすキッカケ
となるもの
を指します。



犬の困った行動は
恐怖不快といった
マイナスな感情の働きかけ、

またはストレスなどによる
欲求不満によって
起こることがほとんどです。



この “ 対象物 ” が
その子の今までの経験の中で
何らかのマイナスな感情を生み、

対象物 = 自分にとって嫌なもの

と認識し学習していくことで、
飼い主にとって問題となる行動
が増えていくというケースがあります。


・他の犬にドッグランなどで
 激しく追い立てられた

・急に大きな音を立てる
 バイクのエンジンにびっくりした

・社会経験が足りず、
 知らない人や犬を怖がるようになった


苦手な対象物 は
その犬によって異なりますが、 
これは上記のような経験や
その子の性格や飼い主さんの対応
などによっても変わってきます。

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一方・・・
不安や恐怖以外でも、
例えば
その対象が好きすぎる!
といったポジティブな感情でも、
困った行動に発展する
ケースもあります。


・おやつを会うたびにくれる
 近所の人を見ると興奮する

・楽しい思い出の場所
 ( カフェ、 公園など ) の近くで
 断固として動かなくなる

・他の犬を見つけると
 興奮してマウンティングを始める


これらは逆に、 
対象物 = 自分にとって良いもの
と認識し学習することで起こる
困った行動の一例です。



いずれにせよ・・・

その子にとって感情が
過剰に左右される対象物
が現れた時に
何らかの困った行動が
引き起こされることが多く、


その対象物をうまく回避することで
それらの困った行動をなくし、
改善していくというのが
おやつを使った回避トレーニングです。





ではこの “ 回避トレーニング ” 。
注意しなければいけないこととしては
どのようなものが挙げられるでしょうか?



タイミング?
おやつの種類?
声の掛け方?



『 回避トレーニングしていまーす! 』
そんな飼い主さん。
あなたはどんなことを意識して、
おやつを使っていますか?
ちょっと考えてみてくださいね^^



次回に続く・・・・♪



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