犬のしつけ関連の情報を
色々と読み漁っていると
時々不自然な表現を
目にすることがあります。



いや、
時々というか頻繁に。



実はつい先日、
私自身もコレ言われて
“ ちょっと違うんだよな〜 ”
って違和感を覚えました。



もちろん相手は何の気なしに
サラッと言ったと思うんですが、
裏を返せば、
サラッと出たからこそ、
“ 犬のしつけ ” に対しての
リアルなイメージを
感じざるを得なかったというか ( 苦笑 ) 





それがコレ
↓



『 トレーニングしてお利口になる 』



私が帰省中にも
まさに言われたんですよ、 コレ。



毛糸くんと散歩から帰ると、
何だか毎回お約束のように
家族の口から出る言葉。



『 毛糸、 トレーニングしてもらって
お利口になったか！？ 』 ってね。


























“ じゃあおれはおバカということか。
にんげんの都合の悪い時だけ
“ お利口にさせる ” 押し付けは止めてくれ。 ”





私自身も、 トレーニングを
勉強したての頃は
そういうイメージで居たので、
( トレーニングで犬をお利口にする ) 
当時この言葉を投げかけられてたら、
違和感は感じなかったかもしれない。



お散歩中引っ張ったり、
あっちこっちと匂いを嗅いで、
好きなように前を歩く毛糸を
『 お利口さんにしなきゃいけない 』
って意気込んでたかもしれない。



そう言えばその時は・・・
引っ張る毛糸の首輪に
ガチャッてやる練習してたし、
( ごめんね ) 

ところ構わずアイコンタクトの強化、
どこでも呼ばれたらこっちを
見上げて〜とかやってたし。
何か望ましくない行動が出た時には
『 アッ(怒) 』 とか短く言っちゃって。



こっちが困る行動全てを
No！としてたあの頃は、
トレーニングをすることで
犬がお利口さんになるんだと
勝手な解釈をしていたもんです。



犬のことを知らずに、
知ろうともせずに、
知ったつもりになってね。



なんて身勝手な押し付けを
しちゃってたんかなーと、
今このブログを書きながら
心で毛糸とキナに謝ってます。




















“ おれらの言い分を勉強せよ！！！ ”





お利口にさせる
これってよくよく考えると
めちゃくちゃ怖い押し付けだって
皆さんも覚えておいて下さいね。



脅しているわけではなくて、
もちろん、
『 お利口にさせましょう〜 』
と言ってるトレーナー全てが
悪いとかそういうことでもなくて。



もし自分の愛犬を
トレーニングすることがあれば、
その “ お利口の基準 ” が
何を以て言っているものなのか？
しっかりと説明ができる
トレーナーを選ぶことが大事ですし、



あなたがそのトレーニングで
犬にしようとしていることと、
した結果、 得られる状態は
人と犬どちらに
多くのメリットがあるのか？
ということもイメージしておくと
より良いトレーニングを
選んでいけるかなぁと思います。



トレーニングの方法は
私たちだけじゃなくて
犬にとっても心地良いものを！

そして、 上下関係云々説とか
こちらの直感的な感情や、
押し付けなどを以て
行うものではないということを
ベースにして頂けたらなぁと思います。



犬の行動は例え
困るものであっても、
全て意味のあるもの。



そこをしっかりと捉えた上で
アドバイスしてくれる
トレーナー、 そして手段を
あなたの犬にも
選択してあげて下さいね＾＾





吠えなくなれば
引っ張らなくなれば
噛みさえしなければ

“ 私たちには ” 
都合が良いかもしれないし、
それがお利口に
映るかもしれないですけれど。



そればかりに
トレーニング結果を
求めようとしてしまうと、

“ 人間基準のお利口 ” 
ではない状態が全てイケナイ！
という半ば強引な関係に
陥る可能性があるので、
そういう意味でも要注意なのです。



あなたのお利口の基準は
愛犬のためになっていますか？
ぜひ一度考えてみてくださいね＾＾



今日もお読み頂き
ありがとうございました。



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