【 犬が穏やかで居られる環境づくり。】

こんばんは。
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です＾＾

今日は ボタニックピース さんで

人と犬が幸せに暮らしていくために
もう一度考えてみたい、犬のコト。

をテーマにしたワークショップを開催しました。

トイプードルのレオくんと、
チワワのリリアーナちゃんが参加 ♪
角のお席を取ってもらって、
２頭も一緒に頑張ってくれました。

“ 自分が気に入らない時に噛む ”
“ 苦手なワンちゃんが居ると吠える ”

・・・etc

吠えや噛みつきは
犬のお悩みの中でも
上位を占めますが、

これらの原因の一つとして、
“ 興奮 ” のスイッチが入りやすい
ということが挙げられます。

犬にとって
苦手な状況に置かれた時、
嫌な対象が目に入った時。

犬の心の状態が『はっ！』
とマイナスの感情に動かされると
咄嗟に噛み付いてしまったり
ワッと吠え掛かってしまったり・・・

興奮が起こりやすい環境に置かれると
犬はどうしてもソワソワしてしまい、
苦手なものに対する反応性も
グンッ！！！と高まってしまうんです。

愛犬のお悩みが
深刻であればあるほど・・・
どうしてもそのお悩みばかりに
目がいってしまって、

『直したい』
『慣れさせたい』
『どうにかしたい』

という人間側の欲が働きます。

そうすると
◯◯すれば治る！
みたいな目先の対処方法に
走ってしまいがちで、

『色々試してみるんだけど、
あまり効果がありません・・・』

と悩まれる飼い主さんが多いんですね。

チワワのリリアーナちゃんは
他のワンちゃんを見つけると
遠くからでも激しく吠えてしまいます。

前回のワークショップにも
参加してくれたのですが、
その時は頭数も多く、
終始吠えまくっているような状況でした。

でも今回はこの通り。

一緒に参加してくれたレオくん
の動きを追って反応はするものの、
最後はお尻のニオイをクンクンしたり
穏やかな表情で眠っていたり・・・

過度に興奮しすぎることなく、
『こんなの初めて！』
とパパも驚いていたくらい。
平常心で居られる時間が
多かったんです。

こんな近くでクンクンしたの初めて〜！
しかも身体の力も抜けています。

“ 興奮が起きてしまう種 ”
になってしまうものを把握して、
『はっ！』となる環境から
出来るだけ遠ざけてあげる。

リリアーナちゃんの場合は
基本的にどのワンちゃんにも
吠えてしまうので、

・他のワンちゃんの頭数
・距離感
・相手のワンちゃんの性格
( ぐいぐい来る子はNG )

などを見極めながら
今日みたいな経験を積んでいくこと
が大切かなと思います。

レオくんがあえて
リリアーナちゃんから目線を外して
穏やかな雰囲気を出してくれたのも、

リリアーナちゃんにとって
心がソワソワせずに
一緒に居れた理由の一つ＾＾

レオくんありがとう〜！！！

基本的にはこのように
吠えてしまう前
の環境づくりを
積み重ねていきますが、

吠えてしまった後も
“ 興奮 ” から我に返れるように
犬に示してあげることも大切です。

それはまた別の機会に
書けたらなと思います＾＾

レオくん、リリアーナちゃん
今日は参加してくれて
ありがとうございました〜！

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