こんばんは。
the dog SPACE,
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です。



前回のブログに引き続き。
噛みつく犬を例に挙げながら、
日常生活で接する際のポイント
を考えてみたいと思います。



1. 犬の性格や許容範囲を考慮する


例えば怖がりの子の場合、
それぞれが持つ怖がりレベル
には違いがあります。


怖くて固まるタイプ
怖さで攻撃をしてくるタイプ
怖くて逃避するタイプ

怖い気持ちを我慢するタイプ


我慢するタイプの子は、
一見すると “ あ、 大丈夫ね ” とか
“ お利口さんね ” などと言われ、


全然気持ちを考慮されない!
なんてことも起こりやすいので
注意が必要です。


耳が後ろに下がっているとか
目が見開いている、
舌をペロペロさせているなどの
ボディランゲージをしっかり見て、


人間解釈ではない犬の心の持ち様
を汲みとってあげる
ということが大切になってきます。

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『 噛みついたり、
無理矢理逃げよう
としてるわけじゃないからOK!』


・・・ではなくて、
ホントはこう感じてる
という犬目線での判断が
出来るようになると良いですね^^


お利口さんにしているのではなくて、
単に極度の我慢を強いている
だけなのかもしれません。


怖くて逃げることが出来ない、
噛むことすら出来ない、
そんな状況なのかもしれません。



人間目線と犬目線では
このような不一致が
結構多かったりするのです。


そこを配慮してあげることで、
犬は安心感を覚えます。


『 大丈夫でしょ? 』 よりも、
『 ちょっとこれ怖いよね 』 と
考慮してもらえた方が
負担なく段階を踏んでいけるのです。


愛犬の性格と、
状況に合わせた許容範囲を
しっかりと観察してみましょう。


無理なく慣らしてあげるためには
“ その子が受け入れられる範囲 ”
であることが大前提だからです。



2. 飼い主さんとの関係性


1でご紹介したことに
付随してくることなのですが、
何か物事に慣らしていく場合には
『 慣らせなきゃ!』 の気迫はタブーです。


人間側のこの心理は、
犬たちにとっては
早すぎるスピードだったりします。


特に “ 噛みつく ” などの
比較的大きな問題の場合は、
一刻も早く直したいこと
だったりするので、


変な気合いや心構え、
“ しつけをしなきゃ! ” という
威圧感のようなものが
生まれやすくなります。


噛む以外でも、
“ 犬のしつけ ” においては
このような感覚を
持っている方も多いのでは
ないでしょうか???


私はそのような方にはまず、
『 飼い主さんが落ち着きましょう 』
とアドバイスすることが多いです。


なぜなら犬は、
飼い主さんの行動そのものに
大きな影響を受ける
ことが多いからです。


気迫たっぷりで接することで
『 えええ!!?ヤダ!怖い!』
と受け取られてしまいがちですが、


ゆ〜っくり慣れようね。 と
落ち着いて接することで、
犬も自然と力が抜けます。


犬の困った行動が問題であるほどに、
接するペースは慎重にゆっくりと。
“ 焦りは禁物 ” ということを
犬とのコミュニケーションでは
意識するようにしてみて下さい^^



日常生活でのストレスケア
についてはまた次回。


ここはとっっっっても大切な
ポイントになりますので、
お見逃しなく!です。



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