こんばんは。
愛犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE , ドッグトレーナーの馬場はる香です。
今日から8月がスタートしました!
本格的な夏が始まりますね。
最近は、 水分多めの手作りごはんが増えてきました。
またこのブログで紹介出来ればなと思っています。
読者さまも、 その愛犬たちも、
無事にこの暑い夏を乗り切れますように。
心から祈っております^^
さてさて。
前回のブログの続きを書いていきたいと思います。
過去の記事は下記よりどうぞ!
■愛犬にとっての “ 質 ” を考えてみる
http://the-dog-space.com/dogsmind/632/
■愛犬にとっての “ 質 ” を考えてみる(2)
http://the-dog-space.com/dogsmind/688/
今回、 このテーマについてお伝えするにあたって、
先述した QOL ( クオリティー・オブ・ライフ ) と並んで
ご紹介したいものがもう一つあります。
みなさんはご存知でしょうか?
“ 動物の5つの自由 ” というものです。
これは元々、 “ 家畜動物の飼育における社会福祉 ” の指標として、
1922年にイギリスで生まれました。
現在では家畜動物だけではなく、 人間の管理下に置かれた
動物全てを対象にされています。 ( ペット、実験動物・・・等 )
1. 飢えや乾きからの自由
2. 痛み、 負傷、 病気からの自由
3. 恐怖や抑圧からの自由
4. 不快からの自由
5. 自然 ( 正常 ) な行動をする自由
QOL の定義とリンクする部分が多く、
犬を飼うものとしては是非、 頭に入れておきたい内容ですね。
一つづつ、具体例と共に見ていきましょう!
1. 飢えや乾きからの自由
↓
これはQOL の定義で言うところの
“ 心身の健康 ” や “ 快適な住環境 ” に当たるかと思います。
愛犬に合った食事や必要量の水分摂取はもちろん、
それを提供出来うる、 愛犬を取り巻く環境も大切です。
犬は人間のように 「 今日は◯◯を食べよう! 」 と
食事の内容を選ぶことが出来ません。
「 夏場だから、水分摂取しなくちゃ ♪ 」 と
自己管理することも出来ません。
全て飼い主の判断下に置かれ、
その食事によって健康状態が決まるんですね。
愛犬の食事としては市販のドライフードが主流かと思いますが、
ここで一つ、 抑えていただきたいポイントがあります。
それは “ 愛犬に合った食事量を見極める ” ということ。
ドライフードの裏側には有り難くも、
“ 体重毎の給餌量 ” が記載されていますよね。
ほとんどの方がこの表を参考に量を決めていらっしゃるかと思います。
しかし、 時にそれは多すぎたり少なすぎたり・・・
あくまで “ 犬の平均的な統計をとった参考値 ” になるので、
大切なのは “ 自分の愛犬のボディコンディション ” を確認するということです。
◯ 胴回りのあばら骨は適度に触れるか?
→ 骨のラインが目に見えている場合は痩せ傾向、
触っても骨の場所が分かりずらい場合は太り傾向・・・ etc
◯ ウエストのくびれは確認出来るか?
→ 真上から見て、 寸胴体型になっていないか。
「 飼い主のためのペットフード・ガイドライン 〜犬・猫の健康を守るために〜 」 より抜粋
人間と一緒で、 犬にも “ 体質 ” というものがあります。
痩せやすい子もいれば、太りやすい子もいる。
少食の子もいれば、ガツガツ食べる子もいる。
その子が持つ消化能力や、 身体の作りも違うんですから・・・
“ ドライフードの給餌量はあくまで参考値 ”
これを頭に入れていただきながら愛犬の身体チェックと共に、
給餌量を調節してみてくださいね。
「 うちの子◯◯kg なのに、 この給餌量分を食べないんです!」
そんな飼い主さん。
実はそれ、 愛犬にとっては量が多いだけ、 かもしれませんよ。
※ 明らかに食べない、 極端に痩せてきた、 他に気になる症状が出ている・・・等
目に見える変化がある場合は何らかの疾患を持ち合わせている可能性もあります。
その際は獣医師の判断に従うようにしましょう。
本日の記事は以上です。
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