興奮しやすい犬・・・

というよりも、 正しく言うと、
犬を興奮させてしまっている
飼い主さんによく出会います。



愛犬を楽しませようとしているはずが
ただ興奮を煽っているだけだったり。

落ち着かせたいはずなのに、
逆に、
犬の感情を高ぶらせるような
接し方
をしていたり。















例えば、 ドッグランで他の犬と

走らせようとしている光景。

『 ホラッ!遊んできて!』 と
愛犬のお尻を
ポンッと叩いてみたり。
追い立てて走らせようとしたり・・・。

犬同士、 走ってじゃれ合うだけが
コミュニケーションではないんだけどなぁ。 とポツリ。





“ 興奮しやすい犬 ”
そしてそれに悩む原因は
その犬自身にあるのではなくて、
無意識的な私たち人間の対応が
興奮習慣を作っていることが殆ど。





犬の行動には全て理由があって、
その理由の中に実は、
私たち飼い主
も含まれている可能性がある
ってことも忘れずに居たいと思います。



『 これで良い 』 と当たり前に
していることがもしかすると、
犬からしてみれば
“ 余計なお節介!いい迷惑! ”って
感じさせているかもしれないですし

( もちろん、 私自身も ) 

自分の対応を変えて
犬が落ち着くのであれば
原因が自分自身だったと
気づいて反省することが出来ます。



だから常に犬の行動を見て、
原因が自分にもあるんじゃないか?って
見返してもらいたいなあと思うのです。
それが良い関係性にも繋がります^^





そう・・・逆を言ってしまえば、

“ 興奮しやすくて困る ”
という犬の行動は、
作ろうと思えばいくらでも
作り出せちゃうのです。




飼い主さんの対応次第で、
犬はいかようにもなるんです。



であればある意味明快で、
今日から、
愛犬が落ち着けるような環境を
あなたが提供出来れば
犬は落ち着いてくるということですね^^





興奮という心のループは、
犬に経験を積ませることで
どんどんと深くなっていきます。

・他の犬を見ると興奮して吠える
・自転車やバイクに威嚇して突進する
・リードを見ると興奮して付けられない  etc 


それらの行動を繰り返すことで、
次また、 同じような状況で
フラッシュバックのように、
反射的に起こるようになります。



それを 『 そのうち慣れる 』
などと言って何も対処しなければ、
その行動が起こる時間も
どんどん早くなっていきます。



飼い主さんも必死になって
止めようとしてみたり、
落ち着かせようとしてみても、
その対応自体が余計に興奮させて
結局はまた、 次の興奮に繋がる。



『 興奮しやすくて・・・
どう止めさせたら良いですか? 』

これはそういう意味でも、
“ 興奮させてしまった時点で ”
新たな興奮を教えているだけ
って思ってもらってもよいくらいなのです。



犬を興奮させる前に

いかに落ち着けるような
状況を作ってあげられるか?

これが解決するための
大事なポイント。
“ 興奮させる前 ” ですよ、
しっかり犬を観察してくださいね^^





興奮・・・。
今日いっぱい書いたな ( 笑 ) 
長くなったので、
また次回に続きたいと思います。



今日もお読み頂き
ありがとうございました。





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