こんばんは。
the dog SPACE,
ドッグライフコーディネーターの
馬場はる香です^^



引き続き、 
噛み付いてくる犬
とのコミュニケーションを
考えてみたいと思います。



噛む子に多いのが、
怖がりだったり、 神経質だったり。
常に自分の周りのものに対して
アンテナを張っているタイプの子です。



この子たちは何も
急に噛むようになった
わけではありません。



噛む前の前兆行動としては


顔を背ける
舌をペロッと舐める
耳を後ろにねかせる
白目をチラッと出す


などがあります。



その後ヴゥ〜〜と唸ったり
逆毛を立てたり、
鼻をクシャッと縮めたりして
噛みつく態勢に入る。



“ 嫌だから、 やめてね ” と
噛む前にもしっかりと、
その気持を伝えているのです。



人間側がそれに
気づかなかったために、
最終的に “ 噛む ” ことを
せざるを得ない。



噛み付いてくるという行動は
犬が積極的に “ 噛みたい!” 
から噛むのではなくて、
単なる “ 嫌だよ ” の現れなんです。

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ではこういう場合、
どのように
コミュニケーションを
取ったら良いのでしょうか?



答えは簡単です。



積極的に触ろうとしない
お手入れは無理強いしない
興奮が入るような接し方をしない



ただそれだけです。



噛み付きが悪化している子ほど、
ここを意識するようにして下さい。



『 やめさせよう!』
『 服従させよう!』



人間側のこういう圧は
犬に更なる攻撃性を植え付け、
余計な闘争心を
煽ることになるのでNG。



人間側の強制的なイメージが
必要のない興奮を生み、
さらに悪化させる原因となるからです。



まずは噛み付きが出るような
状況を意識的に避け、
“ 何もされない ” という安心感 
犬に与えてあげましょう。



お手入れで噛むようなら
意識してゆっくり行ってみる。

爪切りも、 爪を触るだけ

抱っこもお腹に触るだけ

興奮で噛むなら
動き方をスローペースにしてみる。



お互いが穏やかに居ることで、
それぞれが冷静な態度で
その場の状況を判断することが
出来るようになります。



出来るだけ、 平常心で。



飼い主さんとの信頼関係
も大きく影響してくるので、
普段の生活から意識して
取り入れてみるようにして下さいね。



『 気づいたら最近、 噛んでない!』
そんな日には、
犬の心も穏やかになっているはずです^^




この他にも・・・



穏やかなお散歩が出来ているか?
食欲は満たされているか?
お留守番は長くないか?
しっかりと眠る時間は取れているか?
体調は万全か?           など



生活の基礎的な部分も
犬の心の乱れに繋がり、
噛み付きの原因
となることがあります。



その子の生活全体を
見直していくことが、
噛みつき問題を解消する上で
一番大切なこと。



『 複雑すぎて、 分からない!』 
そんな方はぜひ一度、
私のカウンセリングで
お話を聞かせて下さい^^


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