こんにちは^^


旅行中の愛犬に
負担を掛けない工夫、
引き続きご紹介していきますね。


前回のブログでご紹介した
キャリーバッグなのですが、
私はこんな風にバッグ底面に
クッションを敷いています。

image6
















バッグの形状にもよりますが、
このような安定感のあるものを
底面に敷き詰めてあげることで、
犬はより落ち着くことが出来ます。


身体全体にフィットするので、
まるで本当の巣穴のように
クルンと丸くなって眠ることも
しやすくなるからです。


厚めのブランケットや
バスタオルを何枚か重ねたもの
を敷いてあげるだけでも、
違うかもしれませんね^^


ぜひ試してみてください。



欲を満たしてくれるものを用意する
image4 (1)
















自分の欲が満たされなかった時、
犬はストレスを感じます。


もちろん、 状況によって
叶えてあげられる欲と
そうでない欲がありますが、


犬が本来持つ正常な欲
出来る限り叶えてあげるように
心掛けてあげて下さい。


その一つが噛む欲。


人間側からしてみれば
あまり良いイメージは
ないかもしれませんが、


犬にとってみると
心を落ち着かせてくれたり、
不安を解消させてくれたり・・・


お留守番の時だけではなく
慣れない場所に来た時や、
興奮しがちなシチュエーションの前
などに少しカミカミ!させてあげると、
比較的落ち着いてくれることが多いです。


噛むことで脳が活性化されて、
自分の周りの状況を
冷静に判断出来るようになったり、
落ちついて物事を考えることが出来る
とも言われています。


犬に興奮してしまう子には
公園に出向く前に噛ませてみたり。

慣れない環境下で
緊張してしまう子の場合には
落ち着くことが出来る場所で
カミカミする時間を作ってあげたり。


旅行中も固めのおやつを
用意しておいてあげると、
こんな風に様々なシーンで
活用することが出来ます^^



もう一つ。


旅行中、 新しい場所へ
出向いた際に良くあるのが、
マーキング!
きなこも初めての場所では
マーキングをしがちです。


お外であればまだ良いのですが、
例えば旅館の中では
ちょっと厄介な問題!と
悩まれる方も多いかもしれません。


ただ、 このマーキングにも
状況毎に違う意味があって、
きなこの場合は “ 不安の現れ ”


新しい環境で
自分のニオイをつけることで
落ち着かせようとしている証拠です。


そんな意図が分かる場合には
決して叱ることはせず、
マナーバンドなどを利用して、
ある程度その欲を
満たしてあげることも必要。

image3 (3)















お部屋の中ではトイレシートを
固定の場所に設置して、
排泄はそっちへ誘導。


それ以外のマーキングは
マナーバンドをしっかり巻いて、
ある程度自由にさせるようにしました。


そうすると次第に
心が落ち着き始めて、
マーキングの回数も減り・・・


夜にはこんな風にまったり ( 笑
力を抜いて過ごす時間も
多かったです^^
image1 (5)

















状況が確認出来たから、
もうマナーバンドなしでもOKだよ。


既に落ち着いていたので、
様子を見ながら
都度トイレへ誘導。


そんな段階を踏んであげることで
不必要なマーキングを防ぐことができ、
初めての場所でのトイレの失敗も減ります。


初めからその行動を叱るのではなく、
“ どうしたら成功に導けるか?”
予防と工夫は大切です。


そのためにも、
犬が感じている気持ちや意図
をしっかりと汲み取ってあげましょう。


行動には理由がある 


飼い主側が意識するだけで、
犬にストレスを掛けない対処の仕方
が見えてきますよ〜!



今回は旅行中のケアについて、
色々とご紹介しました。
これは普段の生活でも
取り入れることが出来ます。


犬の困った行動を目の前にした時、
『 じゃあどう予防したら、 その行動が減るのか? 』
考えるクセをつけてみましょう。


原因が分かれば、 それを予防して
行動を出させないようにする。
それを徹底することで、
悪習慣はどんどんと薄れていきます。


あなたの愛犬の困った行動は何ですか?
まずはそれをしてしまう原因を、
日々の生活習慣の中から見つけてみましょう。


犬の気持ちに寄り添うヒント!
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