犬の “ 問題行動 ” と呼ばれているものは
その行動一つ一つを消し去るイメージをお持ちの方が多いです。
例えば・・・
吠えを直すには ◯◯◯ の道具を使って！
引っ張りを止めさせるには ▲▲▲ の方法！
噛みぐせをなくすには ✕✕✕ を！
人間にとって都合が悪いそれらの行動をなくすために、
これにはこれ！といった断片的な解決方法を提示される。
犬のしつけ本などでも、 これらがマニュアル化していたりしますよね。
「 犬がこうした時には、 こう対処しましょう！」 みたいなやつです。
もちろんそれらの対処方法は犬の学習理論に基づいたものであって、
犬の行動学的に見て “ その行動を減らすことが出来る ” ものです。
愛犬の困った行動を目の前に
「 どうにかしてやめさせたい！！！！！！」
そんな風に困り果ててしまった時にはやっぱり、
これらの 対処方法 はとても便利なものに映るかもしれません。
だってそれをすれば 直る ( ＝行動が減る ) ので・・・
飼い主からしたらとっても 楽 な方法だったりするからです。
でもここで注意していかなければいけないのが、
この対処方法だけに頼りきってしまう ということ。
愛犬が何かの行動を見せた時に
「 早く対処しよう、 止めさせよう 」 と。
飼い主さんの中でそんな感情レーダーが働き、
同時にこの 楽な対処方法 で何とかしようとしてしまう。
その場をやり過ごそうとしてしまう。
犬のしつけはこんな風に
断片的に犬の行動を切り取って対処する
そんな方法が一般的になっていたりするのです。
吠える
噛む
引っ張る
興奮のスイッチが入る etc
これらの行動を断片的に見てしまうことで
その行動 = 悪いこと だと。
“ 悪い子レッテル ” が貼られることはよくあるパターン。
対処方法だけに頼ってしまうと、 何が起こってしまうのか？
これについては次回のブログで書いていきたいと思います。
みなさんも考えてみて下さいね＾＾
このブログを読んで下さってる方にとっては簡単かな？？？？
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