こんにちは。
the dog SPACE , 馬場はる香です^^
最近のお問い合わせでよくいただくのが、
いわゆる愛犬の “ 無駄吠え ” です。
私は “ 無駄吠え ” という言葉に違和感を感じるようになってから
自分の中では極力使わないようにしているのですが、
巷に溢れている犬のしつけ本などではまだまだ・・・
この “ 無駄吠え” という表現の仕方が浸透していると思います。
確かに・・・
何かの対象物や刺激に対して “ 吠え続ける ” というのであれば
それは飼い主にとっては厄介なもの。
それを “ 無駄吠え ” と解釈されることはあるとは思います。
そうではなく、
例えば 何か苦手なものを発見した瞬間の吠え や、
苦手なものが近づいて来た時の恐怖や警戒による吠え 。
または 大好きなものを発見した時の興奮による吠え であったり、
何かを求める時の要求吠え 。
“ なんだ!? ”
“ だれ!? ”
“ こないで! ”
“ いやだ! ”
“ やった〜!”
“ ねえねえ!!”
そんな 何らかの気持ちの変化による吠え であっても、
場面によっては飼い主によって一喝されてしまう・・・
そんなことも少なくないように感じるのです。
それらの吠えは “ 無駄吠え ” として解釈され、
「 どうすれば直るのでしょうか・・・」 と
問題視される方が非常に多いのです。
“ ねぇ、 怖いよ! ”
そう訴えるゆえの吠えなのかもしれないのに、
大好きな飼い主さんからは 「 ダメ!」 と一喝される。
・・・
それってすごく悲しくないですか?
理解してもらえないって、 すごく辛いんです。
怖いって言ってるのに、
一番大好きな飼い主さんから理解してもらえない・・・
更には怒られるなんて。
犬の吠えには一つも無駄なものはない
例えそれが激しい吠えであっても
飼い主を悩ませるものであっても
ご近所さんから苦情が来ようとも!!!笑
無駄吠え という解釈は人間都合のものであって、
実際は “ 愛犬の心の中に何らかの原因 ” があるからこそ吠えている・・・
その部分の原因こそが、 問題なのです。
その原因を追求してあげることこそが、 吠えの軽減に繋がるんです。
吠えるって、 単なる犬の言葉なんですよね。
吠え続けなければいけない犬の気持ちに、 寄り添いましょう。
吠え続けなければいけない対象を、 一緒に探りましょう。
吠え続けること自体その子にとっても相当のストレスですから、
まずは何に対して吠えてしまうのか?
何で吠えてしまうのか?
原因を探るところから始めてみてください。
吠えた瞬間に大きな音を出す
苦味のスプレーをシュッと吹きかける
リードでガツンとチェックを入れる
或いは
吠える前にマテをさせる
必要以上にアイコンタクトをとらせる など
このような一時的な対処は
根本の解決にならないものがほとんどであると同時に、
“ 無駄吠え ” と定義づけてしまうことのように
犬の気持ちを無視した対処方法 であることが多いのです。
なぜでしょう?
犬の吠えには全て、 犬自身の気持ちが影響しているからですね。
その場しのぎの対処方法ではなく。
犬の気持ちを無視したものではなく。
愛犬の気持ちに寄り添って、 飼い主の解釈を変えていく・・・
そんなところから始めてみましょう。
具体的な対処方法については、
以前こちらの記事でもご紹介しています^^
↓
http://ameblo.jp/harunon-16/entry-11847753098.html
吠えてしまう原因はその子によって異なりますので、
あくまでもご参考程度に^^
個別のケースに関してはご相談下さいね。
本日の記事は以上です。
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