こんばんは。
the dog SPACE , の馬場はる香です^^
横浜はしとしと雨・・・
朝からヒーターが手放せません。
さ、 寒い!!!
11月も終わりに近づき、
いよいよ冬に突入しますね。
私は少し風邪を引いてしまいました。
みなさんも体調管理お気をつけ下さい^^;
今日は最後のポイント
“ できるだけ原材料の少ない、 シンプルなおやつを選択する ”
について書いていきたいと思います。
ドライフードにも同じことが言えるのですが、
愛犬に与えるその商品が
どんな原材料で
どのような製造方法で
どんな場所で
作られているのか?
知っておくことは第一に大切なことです。
私たちは自分自身が食べるものを
スーパーで実際に見て選択することが出来ます。
が、 こと犬たちのごはんやおやつとなるとどうでしょうか?
国産!安心!安全!ペットのための!
そんな言葉たちがパッケージを埋め尽くし、
見た目も色とりどりのおやつに目を奪われ
肝心の部分を飛び越えて買っていく消費者がたくさんいます。
ペットフード安全法により、
“ 原材料の全部表記 ”
( 添加物も含め使用している原材料を全て表示する)
が義務付けられているので、
裏面の原材料表記を見れば一目瞭然。
まずは
裏面の原材料表記をチェックする
という簡単なことを意識してみて下さい。
とある犬のおやつを見てみましょう。
ホームセンターはもちろん、コンビニでも売っている
手に入りやすいビーフジャーキーの原材料です。
< 原材料 >
肉類 ( 鶏肉、 牛肉 )
小麦澱粉
砂糖
大豆粉
ソルビトール
プロピレングリコール
ポリリン酸Na
甘味料 ( D-ソルビトール )
着色料 ( 赤102、 赤106、 黄5、 青1 )
パッと見ただけても、
聞いたこともないようなものが含まれています。
そるびとーる?
ぷろぴれんぐりこーる?
ぽりりんさんえぬえー?
何だかわけがわからなくなってきたので、
調べてみるのが一番ですね!
◯ ソルビトール
品質保持 のために使用されているもの。
自然界では果実に多く含まれる糖質のこと。
トウモロコシから人工的に、 大量に作られる
「 人工甘味料」 として食品添加物になっている。
◯ プロピレングリコール
水分保持剤、 保存料 として使用されているもの。
( カビや細菌性の中毒を防ぐため )
毒性は低いと言われています。
猫の場合、 赤血球への悪影響が懸念されているために
猫用商品には使用禁止 になっているようです。
◯ ポリリン酸Na
肉の結着性や 弾力 ( 伸展性 ) のために使用されているもの。
人間用では、 ハムやソーセージなどのねり製品にも使用。
◯ D – ソルビトール
ブドウ糖を還元して作られる人工の甘味料のこと。
上記の ソルビトール の仲間。
( 分子構造の違い・・・だとか )
◯ 着色料 ( 赤102、 赤106、 黄5、 青1 )
タール色素と呼ばれる合成着色料のこと。
“ 発がん性物質 ” であることが発見され、
人間用のものでは、 天然物から得られる色素を代用されることも。
ペット用ではどんなものを使用しているかは、 ここでは分かりません。
・・・・
赤字でバンバン書いてしまったので ( 笑 )
書いていて自分でも怖くなってしまいましたが、
人間用でも、 これら添加物が使用されることは少なくありません。
ただし、 食の安全という法律の部分で言えば、
ペットが口にする物はまだまだ甘い規制が殆どです。
添加物にも “ 安全を考えた上限値 ” が設定されていますが、
本当にそれを
何十年も食べさせていて安全と言えるのか?
は分からない部分です。
私は個人的に・・・
ホームセンターなどで売られている明らかに安いペットフードや、
そこそこの値段であっても、 添加物をバンバン使用しているものは
コンビニ弁当やファーストフード
のようなものだと捉えています。
( それが悪い、 と言っているわけではありませんよ!)
すぐに健康被害が出るものではないし
( ニュースになった中国産のジャーキーとかは別にして )
添加物も法律によって上限値が決まっている
ので
「 絶対に、 一口も食べさせたくない!!!!」
というようなシビアな考え方はしていません。
が・・・
それを普段の食事として、 しかも毎日与えられるか?
と言ったら 「 NO 」 です。
目に見える皮膚や被毛、 目や鼻、 爪といった
身体を作る大切な食事。
食事によって身体の中の細胞やホルモンが作られ、
それによって心の状態、 精神面ですら左右されます。
いくら “ 添加物の上限値 ” が決められているとはいえ、
やはりそれを毎日食べ続けることの損害は多少なりともあると思うのです。
添加物を使って 見た目を鮮やか に、
更に 腐りにくい という部分で 扱いやすく便利な食事 ( 人工的 )
をとるか
添加物が入っていないことで 鮮度を保ちにくい食事 だけれども、
自然なままの身体に優しい食事 ( 自然的 )
をとるか
犬のごはんも、 人間の食事と同じように。
“ 身体を作る ” という部分で考えてほしいと思います。
おやつにしてもそうです^^
“ できるだけ原材料の少ない、 シンプルなおやつを選択する ”
犬たちが大好きで、 よく口にするものだからこそ。
意識して選んでいきたいと思います。
本日の記事は以上です。
犬のしつけ出張トレーニング
the dog SPACE ,
– 横浜市, 川崎市 , 東京都内 , 埼玉方面
ドッグトレーナー
ホリスティックケア・カウンセラー
馬場 はる香